藍は藍よりいでて藍より藍し

前回徳島県の染織家の方が 農家民宿 翠の里さんの藍甕(素晴らしいコンディションの藍ちゃん)で染めるべく準備を行いました。いよいよ染めに入ります!
藍ちゃんが元気の証拠の【藍の華】を除けます。【藍の華】は藍を発酵させた菌の塊なのだそうです。菌がぴちぴちしてるのでしょうね。
染めた後はこの藍の華を甕に戻すと、再び甕の中がぴちぴちの藍ちゃんに戻るそうです笑


この【藍の華】を乾燥させて固めると【藍の墨】になるのだとか(かなり貴重!)

藍は、空気に触れて酸化することによって青く変色します。藍甕に3分漬けて 3分上げて空気に触れさせ、また3分甕に漬けて3分空気に触れさせ・・・を繰り返します。

最後に、「藍ちゃんよく頑張ったねえ」と声をかけます。(←重要)
その後は、水で洗います。水で洗います。洗った後に、一旦太陽の光にさらします。【焼き付け】という工程で色止めの効果があるそうです。

次に酢の物を作るときの三杯酢くらいに希釈した、酢水で洗います。藍ちゃんは強アルカリなので、お酢で中和させるのだそうです。
「三杯酢?」「三杯酢だからこのくらいよ」とみんなで味見しました笑 染織家さんは甕の液をなめて 藍ちゃんの健康管理をするそうです。

お母さん方も味覚で覚えるために、ぺろり。わたしもぺろり。あー砂糖入れて、キュウリとタコ入れたい。そんなあんばいです笑
そして、10分間、三杯酢で揉みます。10分経ったらまた洗いの工程です。
その間に、藍ちゃんに【灰汁】を加えて労います。「手当てする」というのだそうです。本当に生き物なのですね。

洗い終わりましたら、広げて乾かします。

お お おおおおおおおお!!
見事なグラデーションと 渦 群雲 が表れました。
豹の毛並みのように 美しい! 感動しました。

お母さん方は、自身の畑で育てている藍で蒅(すくも:染液の原料)を作り、甕で藍を立てて made in 南相馬の染物を目指しているのだそうです。

本日の染めの実演は大変勉強になりました!